それでは、
バルセロナ留学中に盗難にあい、NIEを紛失してしまった場合のおさらいをします。
【手順】
(1)警察へ行き、被害届(Denuncia)を提出します。その際に「NIEを紛失しました」と伝え、番号を教えて、被害届に記入してもらいます。
(2)この後に、私の場合に必要だった資料もまとめますが、再申請に必要な資料はかなりの頻度で変わると聞くので、自分の足でSant Marti(バルセロナの場合)もしくはNIE申請を扱っている警察へ行き、必要書類が記入されている紙をもらいに行くのが確実です。
(3)できるだけ早く、書類を集めたり、照明写真を撮影しに行きます。
(4)すぐにネットでNIE申請のcitaを取ってください。手順は、最初の申請の時と同じ手順ですが、紛失の際には「有効期限」の欄には記入をしないでください。
(※キャンセルされた枠などのcita分が、毎朝6~8時の間のどこかで更新されているようです。特に月曜日の朝には枠がドンッと増えますのでこの時間のチェックをお勧めします。)
(5)書類を持って、指定の場所と時間に警察へ行き、再申請をおこなってください。
手順は、最初の時の申請をほぼほぼ変わりません。
(6)1ヶ月後、指定の場所へ行き、NIEカードをゲットします。
【必要書類】※2017/12の時点
(1)パスポートの原本と、顔写真ページのコピー
(2)顔写真1枚(背景白、前回の申請の時の写真と違うもの、なければ街の写真屋さんか機械で撮影する)
(3)盗難届(Denuncia)の原本とコピー
(4)EX-17 (ネットから印刷もできるが、警察でももらえる)
(5)Tasa790-012の支払った証明書
-TIE que document la primera concesion de la authorization de residencia temporal (15.60 euros)
(6)住所が変わってる場合は、変更後のPadronも一緒に。
【おすすめ】
(1)私のように、「予約2ヶ月後なんて、待てない!今すぐ申請しないと!」という方は、できる限り毎日警察に行き、受付の人に顔を覚えてもらえると、特別にcitaなしで入れてくれる場合があります。
(2)citaなしでも入れてくれる場合は大体、1時過ぎ。citaを取ってきた人たちがいなくなり、待合室に人が全然待っていない日は、入れてくれるチャンスです。(ただ、大体警察は2時で閉じるので時間注意)
(3)旅行の直前にNIEを失っても、シェンゲン協定内であれば、盗難届(Denuncia)とパスポートがあれば一応OKとのことです。
(4)シェンゲン協定外への旅行の際には、Regrosoが必要になってくると思うので、そちらの対策も。(また違う書類やtasaやネットでのcitaが必要になってきます)
(5)当たり前ですが、できるだけ早めの行動を。いつどこにチャンスがやってくるか、何が急に必要か分からないので必要書類はマッハで集めておきましょう。
(6)質問がある場合、Sant Martiの外に立っている警察官の人たちはそれぞれ違う答えを言ってくる可能性があります、信頼できそうな人にたどり着くまで何人か違う人に質問しましょう。
以上、私の体験談をもとにした、
バルセロナでのNIE盗難・紛失の対処方法でした。
焦りました、ストレス溜まりました、日本へ帰りたくなりましたが、
NIEがないままでは日本へも帰れない、何もできないな〜と気づき、
黙々と戦ったのでした。
盗難には、くれぐれも気をつけたいものです。
↑仏・トゥールーズで綺麗だった夕焼け。